デザイナーの1日。現役グラフィックデザイナーが仕事の流れを紹介!

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グラフィックデザイナーの1日

この記事は、現役デザイナーの私が、デザイナー3年目の頃のリアルな1日の流れです。業界的に、デザイナー3年目だとある程度一人前と認識され、デザインを一人で任される頃です。

10:00 出社

デザイン業界は、全体的に他の職種より出社時間が遅い傾向にあります。

最近は、フレックス制やリモートを取り入れている会社もあり、私も今はフレックスやリモート形態で働いています。

10:05 メールチェック&1日の仕事の共有

会社に出社したら、まずはメールをチェックして1日のスケジュールを先輩デザイナー、アートディレクターに共有します。

10:30 デザイン作業

事前に行っていた、クライアント、アートディレクターとの打ち合わせを元にデザインを進めます。

途中、参考となるデザインを本やネットで探しつつデザインを進めます。時には、外出して本屋やコンビニなどにデザインの参考になる物を探しに行くこともあります。

この業界は、仕事中に外出などは自由なことが多く、気分転換もしやすいです。

12:00 ランチ

午前中の作業を終えて、先輩や同期とランチを食べに行きます。作業が煮詰まっている時はコンビニでお弁当を買ってデスクでデザインを考えながら食べることもあります。

3年目ごろはデザインがある程度できるようになり、デザインが楽しく、ほとんどデスクで食べながら仕事をしていました。

13:00 デザインチェック

午前中にデザインした物を先輩デザイナーにチェックしてもらいます。先輩からデザインに対してアドバイスをもらい、ブラッシュアップします。

15:00 クライアント打ち合わせ

先輩デザイナーからのアドバイスをもとにブラッシュアップしたデザインを持ってクライアント先で打ち合わせを行います。

打ち合わせには、先輩デザイナーやアートディレクターと一緒に向かい、デザインのプレゼンを任されます。

実際のサイズで出力したデザインを用意して、印刷した時どういった見え方、使い方になるかをクライアントとチェックします。

正直、クライアントへの提案は仕事の中で一番嫌でした。今では、全く苦になりませんがクライアントの扱い方や提案の仕方はかなり苦労した記憶があります。

16:00 デザイン作業

クライアントとの打ち合わせで言われたデザインの修正を行います。

デザインがほぼ決まったので、印刷所と印刷のスケジュールや印刷の仕様についてメールと電話でやりとりをします。

デザイナーは意外と社内外とのやりとりが多く、コミュニケーション力が必要です。業界に入ってしまえば、嫌でも身につけないと仕事がより大変になってしまうので、早めに身につけておいた方がいいです。

クライアント、社内、協力会社に対するコミュニケーションは、この一冊読んでおくだけで結構楽になります。もちろん、日常生活でも役に立つので読んでおいて損はないです。

18:00 社内打ち合わせ

新しいデザインの依頼があり、社内でデザインの打ち合わせを行います。アートディレクター、先輩デザイナーに加え営業やコピーライターも参加してクライアントの要望にどう答えるか打ち合わせをします。

打ち合わせは大きな案件になればなるほど長くなるので、大きな案件のときは2時、3時間かかることもよくあります。

19:30 デザイン作業

打ち合わせが終わり、定時を過ぎていますが、今日打ち合わせしたクライアントにデザインをメールで提出する必要があるので残業します。

先輩デザイナーから修正は任されているので、修正したデザインは自分でクライアントへメールします。

普通のデザイン会社では、新人研修なんてないことも多いので、マナーは自分で学ぶしかありませんでした。私は、新卒1年目の時はデザインより、社会人マナーで怒られることが多かったです。。。

1冊で、電話、メール、名刺交換、冠婚葬祭まで全てわかるようになっているので、少なくともこれくらいはわかった上で就職した方がいいです。

20:30 退社 同僚と飲み

今日の仕事を全て終えて退社します。帰りが一緒になった同期や先輩と軽く飲みに行きます。

22:30 帰宅

帰宅してからも、デザインの勉強のために、最近話題になったプロモーションや広告、デザインを見て今後のデザインの参考にします。

デザインは、仕事の中で学べますが、デザインの種類のインプットは会社だけでは全く足りないので、プライベートでもデザインを見ている人が伸びます。

特にデザイナーのなりたての頃は、そもそものデザインスキルが無いので、本を買って勉強することをおすすめします。

私の場合はですが、女性的な配色や年配者が好む配色がうまくいかず悩んだことがあり、こう言った配色の本をたくさん買った記憶があります。配色の本はいつまでも使えるので、1冊気に入ったものを持っていくと困ったときに役立ちます。

最後に

デザイナーとしての1日の流れを書きましたが、イメージがついたでしょうか。

デザイナーは、1日の仕事の流れが決まっている訳ではありません。撮影があれば、始発で撮影場所に行ったり、打ち合わせが長引いて帰りは終電になったりと毎日違う流れで動いています。

私は、毎日決まった流れで行う仕事が苦手だったので、この不規則な流れの仕事合っていましたし、楽しめることが出来ています。

皆さんも、デザイナーになってこの流れを楽しんでください。

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この記事を書いた人

初めまして。デザイナーズと申します。
現役デザイナー&ディレクターとして働いています。

グラフィック、UI・UX、web、映像のクリエイティブ制作を担当しています。

【経歴】
・デザイナー歴は10年以上
・転職を3回しています
・1社目 制作会社(労働環境で失敗)
・2社目 制作会社(給料で失敗)
・3社目 広告代理店(働き方も給料も成功)
・4社目 事業会社 (半分独立の形で勤務)
自身の経験を元に、デザイナーを目指した時に知っておきたかったこと。
就職や転職の時に知っておきたかったことを発信していきます。

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