パソナキャリアは、求人・転職・人材派遣を行っているパソナが運営している、転職エージェントです。
結論:インハウスに転職したい人には必須の転職エージェント!
パソナキャリアの特徴
パソナキャリアは、求人・転職大手のパソナが運営している転職エージェントです。
- クリエイティブ職やだけでなく、営業や事務職など一般的な職種も取り扱うエージェントです。
- 関東・関西・東海の求人をメインで取り扱っています。
- インハウスの求人案件も多く取り扱っています。
パソナキャリアに向いていない人
・制作会社や代理店にしか行きたくない人
・エージェントに業界の深い知識を求める人
・関東・関西・東海に住んでいない人
冒頭でも伝えた通り、パソナキャリアはクリエイティブ職の求人以外の一般的な職種も取り扱っていいるので、エージェントもクリエイティブに特化しているわけではありません。
パソナキャリアに向いている人
・インハウスに転職したい方
・大手企業で働きたい方
・年収をアップさせたい方
・関東・関西・東海に住んでいる方
パソナキャリアは、経験者はもちろん未経験でもスクールを卒業していれば、求人を紹介してもらえます。
一般的な転職エージェントより、業界を絞って扱っているためエージェントの業界知識が深く、ポートフォリオの作り方んどのサポートから、転職後のキャリアまでサポートが手厚いので、エージェントのサポートを重視している人にもおすすめです。
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パソナキャリアの特徴
①パソナキャリアにしかないインハウス求人が多数ある
クリエイティブ専門でないことの強み
パソナキャリアは一般的な職種も取り扱うので、クリエイティブに特化したエージェントに比べ知識量やポートフォリオへのアドバイスの点では劣る部分があります。
しかし、一般職を取り扱っていることで、大手企業の人事との強いパイプがあり、そのパイプを活かした大手企業のインハウスの求人を多く取り扱っています。
そう言った大手とのパイプは、クリエイティブに特化した転職エージェントには無いものです。
パソナキャリアでしか取り扱っていないインハウス求人もあるので、インハウスの求人も少し興味ある程度の方も登録して他の転職エージェントと比較してみるのもおすすめです。
②年収アップを積極的に行っているエージェント
転職したい理由は人それぞれですが、年収がどうでも良い人はいませんよね。
当然、転職して給料が上がる方がいいと思いますが、パソナキャリアは年収アップに積極的な転職エージェントです。
実際に、パソナキャリアを通じて転職した方の「67.1%」は、転職後の年収がアップしているので、年収をアップさせてい方には合った転職エージェントだと言えます。
もちろん、年収アップだけでなく、自身にあった企業かどうかや、働き方のバランスなどもしっかりサポートしてくれます。
年収が上がっても、他の希望が叶っていなければ、満足度は高くなりません。求人の質、転職までのサポートなどを含めて満足度になるので、パソナキャリアは年収アップだけでなく、総合的に優れた転職エージェントだと言えます。
③30代、40代の転職に強い(特に管理職)
パソナキャリアの転職実績では、30代、40代の転職実績が多いのが特徴です。
その中でも、管理職へのステップアップや管理職の中でもさらに上位の役職へのキャリアアップが得意な転職エージェントです。
制作会社などのクリエイティブ職の管理職はデイレクター職が多く、部長のような部門を統括するような管理職はほぼありません。しかし、インハウスですと明確に部長クラスの求人もありますので、役職に就きたい方には非常におすすめな転職エージェントになります。
もちろん、20代の転職実績も豊富なので20代の方も安心して登録してください。
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パソナキャリアの評判
悪い評判について
パソナキャリアの悪い評判をまとめてみました。
- 求人を紹介してもらえなかった
- 求人が無い、少ない
- 転職エージェントから連絡がこない、サポートが悪い
- 希望した条件の求人を紹介してもらえなかった、など
パソナキャリアの悪い評判は、求人の数への不満や紹介してもらなかったことへの不満とエージェントへの不満の2つに分けられそうです。
では、この悪い評判に関して分析していきたいと思います。
求人を紹介してもらえなかった、求人の数が少ない
この悪い評判に関しては、転職希望者側とパソナキャリア側にそれぞれ理由があると思います。
理由1:転職希望者の職種・経験・スキルが転職市場で求められているものではない
まず、転職希望者側の理由ですが、単純に今までの職種・経験・スキルの市場価値が低い場合です。
こちらから聞かない限り、転職エージェントからはあまり言われませんが、この理由が求人を紹介してもらえない一番多い理由です。
そう言い切れる理由は、転職エージェントは転職を成功させないと利益が出ないので、市場価値が高く採用が見込める人には、いくらでも求人を紹介したいからです。
例えば、経験年数が10年以上あり、グラフィック、web、動画の経験も豊富で、デザインの賞を取ったこともある転職希望者に対して求人を紹介しないエージェントがいると思いますか?
間違いなく、こういった市場価値が高い方には、優先的に求人を紹介します。
では、そういう方は転職できないのか?転職エージェントを使う意味はないのか?
もちろん、そんなことはありません。
もし今の経験・スキルが足りていないと言われた、感じた場合は、
1度目の転職では、希望を叶えるのではなく、必要な経験・スキルを積める会社への転職を目指します。
必要な経験・スキルを積んだら2度目の転職を行い、そこで希望の条件で転職することを狙いましょう。
その為には、「どういった経験・スキルを積めば希望の条件の会社へ転職できるか」をエージェントに相談してみてください。
転職エージェントは、転職のプロなので、希望を叶えるために必要な経験やスキルについて教えてくれます。
実際に、私は3度の転職を行い、やっと全ての希望条件を叶えることができました。最初の転職で、全ての希望を叶えられなくても、戦略を練り転職活動を行えば必ず希望の転職先へ辿り着く事ができます。
その為にも、転職エージェントから求人を紹介されないから諦めるのではなく、なぜ紹介されないのかを確認し、転職の戦略の参考にしてください。
理由2:転職希望者の住んでいる地域の求人が少ない
これは、転職希望者も転職エージェントもどうすることもできない事ですが、転職では住んでいる地域の近くの求人しかほぼ紹介されません。
これは、転職エージェントが意地悪でそうしているわけではなく、企業側の希望が理由である事が多いです。リモートワークが浸透した今でも、求人を出す企業は会社に近い人を優先的に採用します。
極端な話ですが、自社が東京の場合、沖縄からの応募者と東京在住の応募者を比較した時、経験・スキルにかなりの差がない限り、都内在住の応募者を採用しますよね?
わざわざ、会社へ出社するのが困難な人を採用する企業はありません。
理由3:パソナキャリアの取り扱っている求人が少ない
これは、パソナキャリア側の理由ですが、パソナキャリアの取り扱い求人が少ないため、案件を紹介する事ができないこともあり得ます。
実は、そもそもパソナキャリアは求人数を売りにしている転職エージェントでは無いので、求人の数は最大手に比べて少ないです。その代わりに、満足度の高いサポートや年収アップ、管理職や女性の転職に強いという特徴があります。
この強みと弱みを知らずに、求人をたくさん紹介してもらえると思った人からしたら不満に思うかもしれません。
この対策としては、パソナキャリアには求人の数を求めるのではなく、パソナキャリアにしかない優良なインハウス案件を紹介してもらう、満足度の高いサポートを求めることをお勧めします。
私自身も、転職を成功させるために、10社以上の転職エージェントやサイトに登録してそれぞれのエージェントの強みの求人を紹介してもらいました。
たくさんの転職エージェントやサイトに登録するのは非常に手間がかかりますが、転職を成功させるには必要なことですので、ぜひ頑張って登録してみてください。
求人をとにかく多く紹介してもらいたい人は、最大手の転職エージェントのdodaやリクルートエージェントへの登録をお勧めします。
エージェントへの不満
続いて、転職エージェントへの不満です。
理由1:転職希望者の職種・経験・スキルが転職市場で求められているものではない
求人を紹介されなかった場合と同じ理由になってしまいますが、この理由が一番多いです。
厳しいことを言うようですが、転職エージェントもビジネスなので、全ての相手を平等に扱うことはありませんし、することは出来ません。
実際に、私もデザイナー経験1年目で転職エージェントに登録した際は、ほどんど求人も紹介してもらえませんでしたし、サポートも手厚いと感じる転職エージェントはありませんでした。
しかし、3度目の転職で、デザイナー経験も10年を超え、スキルも1年目より積み上げた結果、手厚いと感じるサポートを受けることができました。
理由2:転職に積極的だと思われていない場合
転職の登録をする際や面談をする際に、転職したい時期などを聞かれます。
その時に、転職を今すぐ考えておらず、半年後、1年後と答えた方には、最初に求人を少し紹介してあとは音沙汰なしということが多くあります。
また、クリエイティブ職でいうと、ポートフォリオを作っていない状態で、登録した場合も求人を紹介されることはありません。
クリエイティブ職では、ポートフォリオの提出は必須ですので、ポートフォリオが完成するまでは求人に応募する事ができないので、求人は紹介されることはありません。
理由3:転職エージェントの担当者と相性が悪かった
私も、10社以上転職エージェントに登録しましたが、転職エージェントの質は同じ転職エージェント内でも、相性が良いと思った担当もいれば、相性が良くないと思った担当者もいました。
パソナキャリアの中でも、担当者によってあなたに合う人もいれば、相性があまり良くない人もいます。
もし、相性があまり良くないと思った場合は、パソナキャリアへ担当者の変更を頼む。もしくは、別の転職エージェントにも登録する。の2つが考えられます。
良い評判について
次にパソナキャリアの良い評判について調べてみたいと思います。
- 年収が上がった。キャリアアップができた。
- 女性の転職に強よくて、安心できた。
- パソナキャリアにしか無い求人があった。
年収が上がった、キャリアアップができた
しかし、20~30%ほどはパソナキャリアの力が影響していると思います。
エージェントの力は20~30%しか無いのか、と思うかもしれませんが、その20~30%で今後の人生が変わると考えたら、かなり大きな数字だと思います。
では、具体的にエージェントが何をしてくれるかと言うと、以下の2点です。
1つ目は、転職時の適正な年収を教えてくれる
転職活動時には、必ず希望の年収のことを聞かれます。
みなさんは、自身の希望年収をどの様に決定していますか?
- 今の会社が嫌で早く転職したいから、今と同じ年収なら良い
- 転職するなら、少しは年収上げたいから、20万~30万上がったら良いな
- 年収を上げるために転職をするんだから、50万以上は年収を上げたい!
どの決定方法も間違っていませんが、もし年収を上げたいのなら、自身の経験・スキルの市場価値で考えるとより年収が高く転職ができます。
例えば、あなたの経験・スキルが今働いている会社では、ありふれていて年収が低くい場合でも、転職市場では希少価値が高く、多くの企業が欲しがる人材の場合、年収は大きく上がる可能性があります。
しかし、その市場価値を知らずに、自身で低い年収を設定していたら、採用する企業側はそのまま採用をします。
安く、良い人材を採用できた方が、企業としては言い訳ですから当然ですよね。
そうならないために、自身の市場価値を適正に把握する必要があります。その時に、力を貸してくれるのが転職エージェントです。
採用決定後の採用条件交渉です。
転職は、採用が決まって終わりではありません。採用が決まった後には、企業より採用条件の提示があります。
採用条件では、雇用形態(契約社員なのか正社員なのか)、年収の提示、出勤日と休日の説明、福利厚生の紹介など、あなたの希望が叶えられる転職先かを判断するための情報が全て提示されます。
大きな企業では、採用条件の提示のために、わざわざ面談を行う企業もあるほど重要なことです。
この、採用条件に納得できれば、そのまま採用を受けるだけですが、一部条件を変えて欲しい場合は交渉を行うことになります。
ここでは、年収が希望に満たなかった場合を例に出して説明します。
交渉の方法は、企業へ直接伝える方法とエージェントを通して伝える方法があります。
採用条件の提示面接があれば、その場で伝えることもありますが、ほとんどの場合は提示面接はありませんのでエージェントを通して伝えることがほとんどになるかと思います。
そこで、エージェントの力が発揮されます。
「こんな人材なかなかいませんよ!」、「他にも採用をもらっているようなので、採用する為には希望の役職を与える必要があります!」
このように、企業側へ積極的に年収交渉をしてくれるエージェントもいれば、そうでないエージェントもいます。
パソナキャリアは、年収アップやキャリアアップに関して積極的なエージェントです。
実際に、パソナキャリアの転職実績では「67.1%」は、転職後の年収がアップしています。
年収アップを得意だというエージェントは多くありますが、実際にこういった数字を出すエージェントはほとんどいません。こういった数字を出す自信からもパソナキャリアが年収アップに本気で取り組んでいる事がわかります。
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女性の転職に強よくて、安心できた。
女性と男性の転職では、気にすべき点が少し違います。
出産など女性しかない人生のイベントや女性の管理職の数、女性のキャリアアップのモデルがあるかなど、そういった細かいところに気を配ってくれる転職エージェントは少ないです。
そういった意味では、女性の管理職やキャリアアップを目指すなら、女性の転職に強いエージェントを選ぶと、転職後の失敗が少ないのでおすすめです。
パソナキャリアは、明確に女性の転職にも力を入れていることを表に出しているので、女性の転職では安心して任せられるエージェントと言えます。
パソナキャリアにしか無い求人があった
ほとんその転職エージェントは、独占案件を抱えているので、このいい評判でパソナキャリアをおすすめする事はできません。むしろ、独占案件を多く知りたいのなら、パソナキャリアだけでなく、多くの転職エージェントへの登録をおすすめします。
ただ、パソナキャリアに関しては、一般職を扱っていることから大手企業とのパイプを多く持っており、一般職の求人と一緒にクリエイティブ職の求人も任されることが多くあります。
こういった背景から、インハウス求人に関しては間違いなく、パソナキャリアでしか扱っていない求人があり、その数も多くあると言えます。
パソナキャリアのまとめ
- パソナキャリアは、年収アップ、キャリアアップに本気で取り組んでいる。
- 求人数は、多くない。関東・関西・東海在住以外の求人は特に少ない。
- ただし、インハウスの求人に関しては、質・量ともに高い。
- エージェントの質、求人の質は基本的に高い。ただし、全員がそうでは無いので、ハズレのエージェントもいる。
- いい評判も、悪い評判もあるが、上記の特徴を分かって登録するのなら悪いエージェントではない。
パソナキャリアは、大手ではありますが、最大手と比べると求人数は少ないです。しかし、その代わりに明確な特徴や強みを持っている転職エージェントです。
転職活動は、他人から評価されますし、今の仕事の合間を縫って面接に行く必要があるなど大変なことも多いと思います。ですが、その先により良い人生が待ち構えていますので、辛いこともあると思いますが、あなたの転職がうまくいこことを祈っています。