デザイナーにおすすめの副業を紹介。税理士に聞いて学んだ確定申告の仕方や副業禁止についても解説。

当ページのリンクには広告が含まれています。

初めまして、私は会社に勤めながら副業をしている、現役デザイナーです。自身の経験から、デザイナーの方にオススメの副業と確定申告や副業禁止について解説します。

目次

デザイナーの副業について

デザイナーは副業がしやすい!

デザイナーだけでなく、いろいろな職業で、副業をする方が多くなっていますが、デザイナーは特に副業をしやすい職種職業です。

なぜ、副業がしやすいかというと、

  1. デザインは技術職なので、一般の人がやろうとしてもできない→副業の需要がある
  2. 初期費用がかからない
  3. PCとソフトウェアがあればどこででも副業ができる

副業がしたくても、需要が無いと出来ませんが、デザイン系の副業の需要は高く、副業のチャンスがたくさんあります。

また、すでにデザインの仕事をしているので、PCやAdobeソフトなどは揃っているはずなので、初期費用もかからず始められますし、副業のために、どこかへ行かなくても自宅で作業が出来るので、都合もつけやすく、日本中から仕事を受けられます。

こういった理由から、副業のデザイナーでも良いからデザインを依頼したいという需要があり、土日や空いた時間に日本中どこからも仕事を受けられるので、副業は他の職業よりしやすいです。

副業禁止について

先ほど、お伝えした通りデザイナーは副業がしやすいですが、副業が禁止の会社で働いている人が多いと思います。

実際に、私も今の会社は副業OKの会社なので、副業を堂々とやっていますが、以前の会社では副業が禁止されている会社でした。

では、副業が禁止されている場合は、諦めなければならないのでしょうか。

実は、法律では会社が就業時間外の労働を禁止することを認めていません。

つまり、法律上は労働時間外の副業は行なって問題なく、それによって会社から罰則を受けた場合は、訴えることも可能ですので、安心して副業を行ってください。

ただ、「終業時間内の副業」「会社の機材、機密情報を使っての副業」「会社のクライアントを自分のクライアントにしてしまう」など会社に損害を与えるような副業は、会社から訴えられる可能性が高いので、気をつけてください。

また、副業をしないなどの誓約書を書いているなど、所属する会社との雇用条件なども関わってくるので、実際に副業するかどうかは自己責任でお願いします。

法律上、副業は問題ないとしても、副業していることは、会社や上司に良い印象を与えるわけではないので、なるべく秘密にしておきたいですよね。

次は、そういった方のために副業をバレずに行う方法をお教えします。

副業は会社にバレるのか

副業が会社にバレる理由はいくつかあります。

  1. 仲のいい同僚にしゃべって会社にバレる
  2. 会社の仕事で知り合ったクライアントや協力会社に副業を持ちかけてバレる
  3. 住民税でバレる

基本的には、この3つが会社にバレる原因になります。

よく、マイナンバーでわかるのではないかと言われることがありますが、マイナンバーで副業が会社にバレることはないので安心してください。

まず、は気をつければ、問題ありません。

やっかいなのは、です。住民税は会社が給与から天引きして国に払うことになっていますので、会社はあなたの住民税の金額が知っています。

そして、住民税はその人の年収によって金額が変わります。

つまり、の住民税でバレるというのは、あなたと同じ給与のAさんがいた場合、あなたとAさんはほとんど同じ住民税になるはずですよね?

しかし、あなたは副業で収入を得ていたので、その分の住民税が上がり、会社にバレるということです。

STEP
あなたが副業で給与以外でも収入を得る
STEP
住んでいる自治体が住民税の金額を上げる
STEP
会社が住民税を給与から払う

人事が、Aさんとあなたは同じ給与なのに、あなたの住民税が高いことに気づく。

STEP
副業がバレる

このように、副業でお金を稼ぐと住民税が上がって、会社にバレてしまうわけですが、これを回避する方法があります。

それは、副業で稼いだ分は、確定申告をして自分で住民税を払うようにすることです。

確定申告について

確定申告とは副業などで20万円以上稼いだ方など、条件を満たす方は必ず行わなければならないもので、毎年2月〜3月の間に行われています。

もし、あなたがデザイナーとして副業を行い20万以上の稼いだ場合は確定申告が必要です。

その、確定申告を行う際に、

「自分で住民税を納付するか」「給与から天引きするか」の選択をする箇所があります。

ここで確実に、「自分で住民税を納付するか」を選んでください。そうすれば、副業分の住民税はあなたに直接請求が来ますので、会社にバレることなく副業ができます。

よく勘違いしている方が多いですが、確定申告で「自分で住民税を納付する」を選んでもそれは副業の収入分だけです。

なので、本業の給与分の住民税は今まで通り本業の会社が給与から払うことになるので、「自分で住民税を納付する」を選んだからと言って会社から怪しまれることはありません。

ただ、ここで非常に注意が必要なのが、副業が給与所得だと上記の「自分で住民税を納付するか」ができません。

給与所得の場合

例えば本業意外にアルバイトなどで雇用関係(給料をもらう)を結んで副業をするとします。これは、アルバイト先から給与所得を得るので、「自分で住民税を納付する」ことができず、本業の会社の住民税にまとめられてしまいます。

フリーランスのデザイナーとしてクライアントから報酬を受け取るなどの事業所得の場合

クライアントから給与ではなく、デザインなどの報酬として収入を得た場合は、確定申告で「自分で住民税を納付する」を選ぶことができます。

まとめると
  1. 給与ではなく、報酬として収入を得る
  2. 確定申告を行う
  3. 確定申告で「自分で住民税を納付する」を選ぶ

これを行えば、会社にバレることはなく副業を行うことができます。

とはいえ、会社員の方は確定申告と聞くと、面倒臭そう、よくわからない、大変そう、と思うかもしれませんが、実際そのイメージ通りで、面倒くさいでし、よくわかりませんし、大変です。

慣れてしまえば、もちろん簡単になりますが、最初の1年目、2年目ぐらいはネットの情報などをみて進めることになると思います。

私も、最初はどうしたら良いかわからず、フリーのデザイナーの友人に聞いたり、ネットで調べたりしましたが、正直うまくいかなかったので、確定申告を簡単にしてくれる、サービスに契約して確定申告を行いました。

マネーフォワード クラウド確定申告

私が入ったのは、マネーフォワードという会社が出している、確定申告を簡単にできるサービスです。

家計簿アプリや法人向けに勤怠、経費精算、給与などを簡単にするサービスを出している会社なので、知っている方もいるかもしれませんが、個人・法人向けの金融・会計サービスの大手企業です。

そのマネーフォワードがネット上で簡単に確定申告できるサービス「マネーフォワード クラウド確定申告」を提供しており、そのサービスに入って確定申告をすることにしました。

  1. 確定申告の知識がなくても確定申告ができる
  2. 銀行口座やクレジットカードと連携できて、いちいち入力しなくて簡単に経費を登録できる
  3. 税務署に行かずにネットで完結できる

など、確定申告をする上でかなり便利なサービスです。

金額も、月額800円(税抜)なので、金額も安いので、確定申告を不安に思う方がいたらオススメです。

もちろん、同じような確定申告サービスはいくつもありますが、どの確定申告サービスも金額も同じようなものです。なので、好みで選んでもらっても良いです。

ただ、注意して欲しいのは、こう言ったクラウドサービスは、とても便利なのですが提供会社が潰れてしまうと登録していたデータが全て消えてしまうので、つぶれなさそうな大手のサービスを選んでおいた方が安心です。

私は、家計簿アプリを使っていたのと、満足度1位ということで、迷ったらマネーフォワードは満足度1位なのでお勧めします。

いずれにしろ、確定申告に自身のない方は、こういった確定申告サービスを使った方が時間の節約にもなりますし、何より安心して確定申告ができるのでお勧めです。

おすすめの副業

さいごに、デザイナーにおすすめの副業をいくつか紹介します。

ココナラ

こちらは、自身のスキルを売ることが出来るマーケットサイトです。

ロゴ制作やweb制作などのスキルを売ることができ、副業として収入を得ることができます。

基本的には、受け身なので商品を掲載し注文を待つので、無駄な時間や労力を使う必要がなく、デザイナーの副業ではとりあえず登録しておいて間違いありません。

自宅駐車場の写真を登録するだけ!コスト0円の駐車場シェア!

こちらは、タイトルの通り、自宅の駐車場や空きスペースを駐車場として登録し、使わないときだけ貸して利用料金をもらうサービスです。

賃貸やマンションの方でも、月極の駐車場を借りていたら、使わない時に貸し出すことが可能です。

デザイナーとは正直関係ありませんが、コストがかからず、労力もほとんど必要ないので、オススメです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

初めまして。デザイナーズと申します。
現役デザイナー&ディレクターとして働いています。

グラフィック、UI・UX、web、映像のクリエイティブ制作を担当しています。

【経歴】
・デザイナー歴は10年以上
・転職を3回しています
・1社目 制作会社(労働環境で失敗)
・2社目 制作会社(給料で失敗)
・3社目 広告代理店(働き方も給料も成功)
・4社目 事業会社 (半分独立の形で勤務)
自身の経験を元に、デザイナーを目指した時に知っておきたかったこと。
就職や転職の時に知っておきたかったことを発信していきます。

目次